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井上ピアノ調律事務所

札幌の井上ピアノ調律事務所のピアノ調律前の準備ついての説明

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ピアノ調律前の準備について

ピアノ調律前の準備について

2022/08/15

グランドピアノにしてもアップライトピアノにしても、ピアノは重く、かんたんには動かせない楽器です。本来は設置のときに気をつけなければならないことですが、調律を前にしてやっておくべきことをご紹介しておきます。

作業に十分なスペースをとる!

ピアノの調律を行う際は、作業スペースが必要です。ピアノの周囲に何も置かれておらず、数メートルのスペースがとられている状態ならまったく問題ありません。しかし、日本でこのようなスペースが確保できる住居はまれです。

まず、グランドピアノでもアップライトピアノでも、右側には十分なスペースをとってください。鍵盤の右側に十分なスペースがないと、チューニングハンマーを正しく入れて作業することができません。左側はそれほどスペースがとられていなくても作業はできます。

アップライトピアノの場合は、ピアノの上部に十分なスペースがとられているかどうか確認してください。アップライトピアノは上蓋を開けて作業する必要があります。

グランドピアノは、演奏者が座る手前側にも十分なスペースを確保してください。整音などの作業の際にアクションを置くスペースがとれると、調律師は作業がしやすくなります。

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