ピアノの起源
2021/04/15
ピアノは鍵盤を借りて間接的に弦を弾く弦楽器です
鍵盤はピアノより早くにオルガンとして存在していました
なので弦楽器と鍵盤を組み合わせて作ったのがピアノの起源と言えるでしょう
初期の弦と鍵盤を組み合わせた代表的な楽器がクラヴィコードやチェンバロです
クラヴィコードは弦を打って発音し、チェンバロは弦をはじいて演奏します
クラヴィコードは弦を打つので、現在のピアノと打つという意味では同じですが、この時代は
ハンマーでは無く、タンジェントという棒を差し込んだ鍵盤を押してタンジェントを弦に触れさせるだけなので、
音量は極めて小さなものでした
その後、バルトロメオクリストフォリ(1655-1731)が、表面が柔らかくて、弦を打った直後にはね返るハンマーなら
弦が振動し続けて大きな音を出せる事に気つきました
そしてクリストフォリは楽器のハンマーにフェルトを採用しました
これがピアノという楽器の起源です