ピアノの設置場所について
2021/03/15
ピアノ設置場所の環境はとても大切です
調律が直ぐに狂ってしまう場所、カビや錆が出てしまう場所等は避けなくてはなりません
どういった場所が適しているのか簡単にご説明致します
まず直射日光が当たるような窓際はなるべく避けてください
ピアノはほとんど木材なので温度や湿度の影響を受けやすいです
木材の収縮等で調整が狂います
南向きの窓の前で夏の日差しを受けたりすると、調律も狂うし外装も木目ピアノは色褪せしたり、
黒いピアノでも外装にひび割れが出る事もあります
ストーブの前も熱を受けるので避けてください
また床暖房がある場合、その上に直接設置するのは避けてください
施工前であればピアノ設置場所には床暖房を敷かないようにメーカーに相談してください
ピアノは約200キロから、グランドであれば重いものだと500キロ位までの重さがあるので、
お持ちのピアノの重さを調べてそれに耐えられるのかもメーカーに相談してください
もし耐えられると言われた場合でも、直接設置は避け断熱シート等を設置してください
断熱シートがあれば絶対安心という事は無いので、できる事なら避けてください
湿度が高い所、逆に低い所も避けてください
キッチンやお風呂場等の水廻りの近くは高い湿度になりやすいし、
エアコンの風が直接当たる場所は低くなりやすいです
以上、ピアノは基本的には寿命の長い楽器ですが環境によっては寿命を縮めてしまうので
是非注意してください